カゼトソラ

築60年越えの古民家で、ゆっくりと流れる時間。

自家製干物と日本酒とオーガニックの野菜料理、
そして自家製粉の荒挽蕎麦。

看板も案内もない店の
女将なhiroの、あくまでも、どこまでも、ひとりごと。



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壁塗りだより
前々から構想は聞いていたんですが。
店主、工事が始まると早い早い。

先月下旬まで、厨房のガス台とシンクを分断するように
漆喰の壁があったんですが、
お店をそば屋仕様にするというので、その壁を壊したのです。
ガス台の茹で釜から、そのまま流しに移動して蕎麦を冷やせるように。

そのときに壊した壁の、漆喰や小舞(こまい)を取り除き、
土壁の部分だけ取っておいたものが、今回の材料です。
とまあ、前置きが長くなってしまいましたが、壁塗りの話です。

どこの壁塗りか。↓ここ↓

普段かけてある絵をはずしたところです。

さらに、このよしずをはずすと
ラスカットボードという、防火防水性の、モルタル下地材が出てきます。
ん?モルタル下地材・・・?ということは。
店主によれば、
はじめから、ここは壁を塗るつもりでラスカットにしたんだとか。
イベントなんかやるにしても、防音効果もありますしね。ほー。


さきほどの土壁というか、すでに乾いて土に戻った状態ですが、
そこに水を入れて、ざくざく捏ねます。
ほどよい状態にしたところで、左官の仕事のはじまりです。

あっ、ちなみにこの一連の作業、hiroはがんばっていません・・・。
店主と、たまにうちでお手伝いをしてくれる友人のJちゃんとの二人作業。
hiroはブログをがんばっt(以下省略)

            ↓

どんどん進みます。
塗ったばかりは色が濃いですが、
「かわくと」ってタイピングするんだけどなぜか何度も何度も
「かわいくと」って打っちゃうんですけど!
hiroがかわいいからか!? えっ?

乾くと水分が抜けて、だいぶ明るくなります。
全部塗ったところと乾燥したところを写真撮り忘れました。
ちなみに屋内というのもあり、乾くまで数日かかりました。
もう絵がかけてありました。こちらです。

なかなか渋いです。
hiro的には、ずっと、
よしずでもイインジャネ?って思ったり言ったりしてましたが、
こうして出来上がったのをみると、
あーなるほどな、やってよかったね、素敵だね。と。
流石です。

一緒に作業してくれたJちゃんが、「左官楽しい!!」と。
ハマったようです。
店主が壁塗りボランティアの「塗り壁隊」を紹介してました。

余った土壁をどうしようと、
どっか塗るとこないかなー、塗るトコねーがー(なまはげ風)と
一日ぶつぶつ言っていましたが、見つけたようです。

玄関の扉の両脇の上の部分。左右で色が違っていたのですが
統一されて、落ち着いた雰囲気になりました。
材料がこの家を作った物そのものだからかなと思うんだけど、
あとで付け足したとか、そんな違和感0(ゼロ)。
まるでもともとこうだった、みたいな。

でもまだ余ってる、と、その脇も。下地を組んで。

すごい。塗ったばかりと乾いたのと、これだけ色が違う。
だけど今度はここまでで足りなくなっちゃって、
また土壁練って、と。

この壁をはがしたときには
今回のようにまたリサイクルして使えるのか聞いたら
「使えるよー」と。
じゃあ、そのへんの土を持ってきても使えるのかと聞いたけど
それは粘土成分がどれくらいあるかにもよるから
どんな土かによるねー、と。なるへそ。

江戸時代なんか、完璧なリサイクルシステムがあって
何から何まで、捨てる、不要になるものなどなかったというけれど
そういう技が、こういうところにずっと引き継がれてきたんだなあと、
ものを粗末にしないっていう美しさを垣間見たというか、
なんだかひとりで感銘を受けてしまいました。








 
| カゼトソラ | 13:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
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